CASE STUDY
コロナ収束後の島根県への
観光客数を最大化させたい。
「島根県=美肌県」
島根県の魅力を再定義し、新たなターゲットに向けた情報発信を強化するだけでなく、数多くの事業者を巻き込み、県全体に活力を与えた本プロモーション。コロナ禍での島根県ファン醸成に貢献した。
日本全国の観光地に大きな打撃を与えた新型コロナウイルス。
島根県も例に漏れず、観光客は大幅に激減。県全体の観光消費額が40%以上(※1)減少する中、収束後の観光需要の回復を見据え対策を講じることが急務になっていた。
目を付けたのは、エビデンスに基づく美肌コンテンツ紹介
島根県は、「ニッポン美肌県グランプリ」(※2)でこれまで全国最多の5度グランプリを受賞し、“美肌県しまね”として認知度が高まっていた。
しかし、2年振りに開催された2020年度の「美肌県グランプリ」では、他県にグランプリを取られてしまうなど、“美肌県しまね”の印象が薄くなってしまっている現状があった。
そこで美容のプロを「美肌県しまね」の公式アンバサダーに迎え、特に「美容関心層」へエビデンスを軸としたプロモーションを実施することで、「美肌県しまね」としての魅力を改めて発信。
SNS投稿5,000件以上、
LIVE視聴数10万超え
コロナ禍で在宅時間が増え、SNSで情報収集頻度が増える中、ターゲット層と親和性の高いインスタグラムを情報発信プラットフォームとして活用。“ターゲット層が信頼する「美容賢者(プロ)」が認めた島根県”としての情報をコンテンツ化し、展開していくことで、コロナ禍により自由に移動ができない中でも県の魅力を効果的に発信した。
PRに、不可能はない
「県に足を運べない」「ランキング外」―ハードルだらけに見える現状も、PRであれば、なんとかできる。島根県として初の取り組みであったインスタライブなど、積極的な挑戦を通じて、こうした状況下においても「いつか、島根県に行ってみたい」そう思ってくれるファンを作ることができた。
「なにより、このような状況の中、島根県の人々がいつか来るその日を夢見て、活き活きとしているのが嬉しかった。」
—アンティル・川井田/倉澤/吉田