icon__tag icon__about icon__booklet icon__company icon__people icon__news icon__mail icon__search icon__external icon__pdf icon__nice icon__favorite icon__share icon__comment icon__comment-02 arrow
WORKS

CASE STUDY

就活生の気持ちを前向きに。
#目線が上がる広告(OfferBox)

就活生の気持ちを前向きに。 #目線が上がる広告(OfferBox)

調査結果から分かった、“就職活動時、気分が落ち込むことが多い”という就活生の現実。

そんな就活生の気持ちを前向きにし、“就職先=自身の個性を活かし活躍する場所 を人生で初めて決める” ビッグイベントを少しでもポジティブに経験してほしい、というOfferBoxの想いをカタチにしたプロジェクト。

様々な変化を強いられ、
不安がいっぱいの就活生の現実

今回のプロジェクトが実施されたのは、新型コロナウイルスの影響が落ち着き、これまでオンラインメインだった面接が少しずつ対面で実施されるようになったり、経団連の就活ルール廃止により活動時期が超早期化したりしたことで、就活生がこれまでと大きく違う就職活動を強いられることになったタイミング。

実際に行ったアンケートでは、就活生の4分の3以上が「就職活動時、普段より気分が落ち込むことが多い・どちらかというと落ち込んでいる」と回答し、就職活動時、多くの学生がネガティブな気持ちになっていることが分かった。

「つながりで世界をワクワクさせる」
をカタチにするための企画を模索

OfferBoxを提供するi-plugは、「つながりで世界をワクワクさせる」というミッションのもと、次世代を担う若い人材の可能性を広げる〝つながり〟を提供し、学生の成長や企業や大学の発展に事業を通して貢献していくことを目指している。

環境の変化により落ち込みがちな就活生に、OfferBoxなりのやり方で、寄り添うことはできないか・・・・

そんな想いを受け、立ち上がった今回のプロジェクトチーム。

予算や詳細な内容、目的が固まっていない中いただいた相談に、他サービスとの差別化となるような、OfferBoxならではの「就活生に寄り添う」イメージを広めるための方法を模索した。

「このくらいの目線が、自信に効く。」

 (687)


ー表面上の言葉よりも、より自然にポジティブな気持ちになってもらえることはできないか。

そう考え、本当の意味での“寄り添うメッセージ”を探求。
そして、どうせなら、“徹底的に上を向いてもらえる”施策にしたい。



そこで辿り着いたのが、「#視線が上がる広告」プロジェクト。



あえてメッセージ以外全部空白にし、掲出場所を目線より高い場所にすることで、物理的にも上を向くことができる広告に。そして、説得力を持たせるため、幸福学研究者である前野隆司氏に監修いただいた。

SNSやメディア上で、
ポジティブな波が広がる

広告掲出開始からすぐ、メディアやSNSなど、様々な場所で反響が巻き起こった。


大学から「消火栓広告を見た学生/教師からポジティブな反応があった」と感謝の電話をいただいたり、X(旧Twitter)にて、「全ての落ち込んでいる就活生へ届け」「我々も、目線上げていきましょう!」「きっと上手くいく!顔を上げて、自信を持ってやりきって!」などポジティブな投稿が続出したり、PRTIMESによる「SNSで話題」ランキングにて3位になったり。

その結果、大学生のOfferBoxに対するイメージ調査では、「就活生に寄り添っている」「好感が持てる」「自分に向いていると感じる」のスコアが上がり、HPの流入数・サービス利用者数増加にも繋がった。

PRの力で、
誰かの背中をそっと押すことができる

 (698)


「今回の企画は、i-plugのご担当者様と何度も議論を重ね、学生に寄り添うi-plugだからこそできるコミュニケーションを考え抜いたうえで生まれた企画です。

 学生に寄り添ったメッセージを考えるうえで、『頑張れ』という直接的なメッセージを出すのは違うのではないかと考えました。なぜなら、学生にとって就活は進路を決めるビッグイベントであり、誰もが大変な思いをしながら、一生懸命取り組んでいるから。そのような状況の就活生に向け、「頑張れ」と言葉だけを語りかけることは避けたいと思い、見ただけで、自然に背中を押されるような広告を作れないかと模索をしました。
 ちなみに、“視線を上げる広告”というのは、学生時代の心理学の授業で、「顔を上げるとポジティブになる効果がある」という話を思い出したことをきっかけに辿り着いたアイデアです。

 PRの企画を考えるうえでは、これまでの人生(勉強、趣味、遊び)の中で経験した全てのことがアイデアの種になります。

 今回の施策は、入社4年目という立場で、このような大きな企画のメインの担当でチャレンジをさせていただきました。そして今回の施策では、世の中へのインパクトとクライアントへの貢献度が評価され、社内のMVPクリエイティブ部門に選出いただくことができました。

 自分の考えたアイデアによって消費者の気持ちをほんの少しでも前向きにすることができ、そしてそれが結果としてクライアント様の成長や課題解決に繋がったときには、特にやりがいを感じます。提案するPR施策はさまざまで、クライアント企業の目的や立ち位置、業界などによって全く違ったアプローチができるのがこの仕事の魅力のひとつです。
 PR=パブリックリレーションズという考え方の中で、どこを起点にして行くのか、どこが巻き込めるか。私たちは日々考えて、動いています。
企画を考えるのは大変と感じることもたまにありますが、考える過程の中で新しい発見があるためとても楽しいです。

これからも、社会を少しでも前に進めることができるような企画を考えていけたらいいなと思います。」


ープラチナム 藤田

就活生向け「視線が上がる広告」が大反響 心に響く広告の成功法則【1分で学べる最新マーケティング】

引用元: YouTube