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PEOPLE

INTERVIEW

「会社を動かす立場になりたい」の一心で駆け抜け執行役員に。

「会社を動かす立場になりたい」の一心で駆け抜け執行役員に。

【プロフィール】

株式会社イニシャル 執行役員

宮田有里子 (新卒入社13年目)

大学卒業後2010年に入社後、イニシャルに配属。
メディアプロモーターや新規営業を経て4年目に部長職、7年目に局長に就任。10年目より現職。

“「人の心を動かす」仕事がしたい”

ーまず、就職活動時に志望していた業界を教えてください。

 小学生からダンスを続けており、表現を通じて人の心が動くことに面白さを感じていたため、漠然と「人の心を動かす」仕事がしたいと思っていました。業界は、コミュニケーション業界、その中でも特に広告代理店を志望していました。

“「この人と働きたい」と思える人が多かった”

ーベクトルとの出会いを教えてください。

 説明会に参加した際に、当時3年目の女性が「化粧品業界に携わりたかったので、自分で新規営業をして最後までプロデュースした」という経験をお話されていたのが強く印象に残りました。もともとPRを知ったときには、「広報のサポート・代理」というイメージが強かったのですが、ベクトルは他のPR会社と違って、3年目ででそこまで経験させてもらえる会社なのだということが分かり、PR会社の中で唯一ベクトルだけを志望して受けました。


ーベクトルに入社を決めた理由を教えてください。

 若いうちからやりたいことにチャレンジさせてもらえる環境がすごく魅力的だったので、ベクトルに入社することを決めました。ほかには、面接を進めていく中で、この人と働きたい、と思う人がたくさんいらっしゃったことも大きかったですね。これから企業を選ぶ就活生の皆さんも、面接官と実際に会ってみて、その人と働きたいと思えるのか、ということを会社を選ぶ上でひとつ重要なポイントにすると良いかなと思います。


ー入社前後でギャップはありましたか?

 「一緒に働きたい人が多かった」という部分に関して、入社後も全くギャップがありませんでした。むしろ入社してから今までも、ベクトルで働く人の魅力は全く変わっていません。

 想像していた以上に、社員の“チャレンジする姿勢”を応援してくれる会社だなと感じました。私自身、入社後、元々関心の高かった化粧品業界の仕事をしたい/営業にチャレンジしたい、と部長に自分のやりたいことを伝えていたら、希望していた仕事を任せていただけた経験もあります。もちろん、任せてもらえるために日頃からしっかり実績を残せるよう、行動目標を決めて動いていましたし、やるべきことで成果を残した結果、任せてもらえたということもあると思いますが。皆さんも入社したら、そのようなベクトルの企業姿勢や、良い意味での“自由さ”を上手く活かして、やりたいことを発信し、積極的に取り組み、自分から仕事を楽しんで働けると良いなと思います。

トレンドセッターとして“世の中の中心に必ず我々がいる” と感じながら働ける楽しさ

ーPRの魅力を教えてください。

 私自身PRという仕事が本当に大好きで、毎日楽しく働いています。世の中の変化に合わせて戦略や戦術、あらゆることがどんどん変化していく業界なので、自分自身も常に最先端の情報をキャッチアップしてアウトプットできなければならない。そんな刺激を日々得られるPRという仕事が、成長意欲がある自分にはぴったりなんです。


ーそんな業界の中で、ベクトルはどのような立ち位置ですか?

 ベクトルは、PRWEEKという業界最大手メディアでアジアNo1に選出されていて、日本最大手として、最先端の情報をつかむだけでなく、最新のトレンドを作り出している会社です。

 企業の商品やサービスを世の中のトレンドにしたり、世の中にニーズがあると思うサービスは、自社で新規サービスとして作ったり。いわゆるトレンドセッターとして、“世の中の中心に必ず我々がいる”と感じながら働くことができます。

“サービス名をゼロから決める経験”

ーこれまで携わったお仕事で、印象的だったものを教えてください。

 まずひとつめは、私が入社から今までずっと担当しているキャラクタービジネス企業の案件です。あるとき、新店舗のオープンタイミングで、「この案件はどうしても成功させたい」と、長尺でのテレビ露出をご依頼いただきました。テレビで長尺でオンエアされることはとてもハードルが高いことなのですが、地道な資料作成やプレゼンの結果、私が作成した企画書がそのまま10分尺でオンエアされたことがありました。その後、「“宮田”が頑張っているから」という点も理由のひとつとして、今まで入り込むことのできなかった、そのお客様の企業広報部門まで、弊社に任せてくださることになったんです。ベクトルとしても念願のご依頼だったので、上司と泣きながら喜びました。12年経った今でも忘れられない出来事です。

 ふたつめは、通信業界の企業の事例です。新規サービスのコミュニケーション全体の設計をゼロからご依頼いただき、ターゲットやサービス名、キャスティング、CMの企画など、社内で何度もディスカッションしました。その中でもとくに、サービス名を作る過程が私の中ですごく面白かったですね。


ーどのようにサービス名を決めるのですか?

 今、世の中の様々なものが複雑化してきていると思うのですが、そんな中で、我々ベクトルはいかにシンプルにわかりやすく伝えるかということを常に重要視しています。クライアントの商品やサービスのUSPをどんなワードで、どういう風にキーワード化したら消費者に伝わりやすいのか、受け入れられるのか、ということをシンプルに考え、何度も何度もクライアントさんとブレストしました。サービス名まで落としこんだ後は、そのサービス名をコミニュケーションの軸とし、キャスティングやプロモーション施策を設計していきました。

 結果として、(ここで具体的な数値は言えないのですが)想定の数十倍の売り上げを残すことができ、クライアントさんにもこのチームでまた引き続き仕事がしたいと仰っていただけたのは、自分の中でも新たなフィールドが開いたお仕事のひとつでしたね。企業の重要なビジネスの根幹から携わらせていただける機会があるというのは、すごくやりがいを感じます。

「会社を動かす立場になりたい」の一心で駆け抜けた10年間

ーこれまでどうキャリアアップしてきたのですか。

 私は入社してから漠然と上に立ちたい、偉くなりたいという気持ちがありました。部長や執行役員になって、組織経営にもしっかりと関わっていきたい、自分で会社を動かしていきたいという気持ちがすごく強かったんです。だからこそ、会社の利益に直接関わって組織に貢献できる“新規営業”は若手のころから力を入れていました。数字で結果が出せるようになると、会社やクライアントからの信頼も得ることができ、4年目に念願の部長職を任せていただくことができました。若いうちからそのようなチャンスをもらえたというのは、自分の中ですごく自信に繋がりましたね。

 そこからは自分の成果だけでなく、メンバーの育成や組織の今後の方向性など、明確に考えていくようになりました。“出る杭を引っ張る”ような組織体制があるのは、べクトルの魅力です。


ーベクトルズロック(ベクトルの行動指針)を体現していますね。
 そんな宮田さんご自身はどんな性格ですか?


 常にこの先どうなるか、ということを「妄想」していますね(笑)この人はなにを言ったら喜ぶだろうとか、元気になるだろうとか。昔から、自分が一緒にいるその場がどう楽しくなるかをいつも考えています。PRは想像力が本当に大切なので、それがPRにも結構活きているなと思います。今後、クライアントさんが、コミニュケーション業界がどうなっていくのか、そんなことを毎日自分で想像、妄想しながらクライアントさんのコミュニケーションの最適化を常に考えています。